シンガポール移住にかかる費用は?初期費用から月々の生活費まで最新相場を解説
- シンガポール
- 著者:T.I
- 最終更新日:2026/01/26
- 投稿日:2023/04/08
世界トップクラスの経済水準を誇るシンガポールへの移住を検討する際、最も気になるのが「お金」の問題です。2026年現在、インフレや増税の影響もあり、シンガポールの生活コストは以前よりも上昇傾向にあります。本記事では、ビザ申請などの初期費用から、家賃、交通費、日々の生活費まで、シンガポール移住に必要な費用の最新目安をご紹介します。
ビザ・永住権の申請手続きにかかる費用
シンガポールに長期滞在するためには適切なビザが必要ですが、その申請や発行には手数料が発生します。2026年時点での主な費用目安は以下の通りです。
就労ビザ(EP・Sパス)の申請費用
管理職・専門職向けのEPや、中技能者向けのSパスを申請する場合にかかる費用です。多くの場合、雇用主(企業)が負担しますが、自己負担が必要なケースも想定しておきましょう。
- 申請手数料:約105 SGD(申請時)
- 発行手数料:約225 SGD(承認後のパス発行時)
学生ビザ・家族ビザの申請費用
大学への留学や、EP保持者の家族が帯同する場合(DP)にかかる費用です。
- 学生ビザ:申請料 30 SGD + 発行料 60 SGD + 登録料 30 SGD(合計 約120 SGD)
- 家族ビザ(DP):発行手数料 約225 SGD
永住権(PR)の申請費用
永住権の申請自体には、1人あたり100 SGDの手数料がかかります。承認された場合は、さらにエントリーパーミットの発行料(20 SGD)などが発生します。
住居の確保にかかる初期費用と家賃
シンガポール移住で最大の出費となるのが住居費です。近年、家賃相場が非常に高騰しているため、シェアハウスなどの選択肢も一般的になっています。
ホテル・民泊での一時滞在費用
物件が決まるまでの宿泊費として、1泊あたり150 SGD〜300 SGD程度の予算を見ておく必要があります。民泊(サービスアパートメント等)を利用する場合も、1ヶ月あたり4,000 SGD以上になることが珍しくありません。
コンドミニアム・HDBの家賃相場
シンガポールでは「コンドミニアム(プール付私立マンション)」や「HDB(公営団地)」が主な選択肢です。
- コンドミニアム(1LDK):月額 3,500 SGD〜5,500 SGD(約40万円〜60万円)以上
- HDB(一部屋借り・ルームシェア):月額 800 SGD〜1,500 SGD(約9万円〜17万円)
シェアハウス利用時の共益費・光熱費
費用を抑えるためにシェアハウスを利用する場合、家賃以外に月額100 SGD〜250 SGD程度の共益費(ネット代、清掃代、光熱費込)が発生することが一般的です。
日常生活にかかる交通費と通信費
住居費に比べ、公共交通機関の費用は日本と同等、あるいは安く抑えることが可能です。
MRT(地下鉄)と路面バスの運賃
距離制運賃で、1回の乗車につき約1 SGD〜2.5 SGD程度です。EZ-Linkカード等の交通カードを利用すれば、割引料金が適用されます。
タクシー・ライドシェアの利用料金
Grab(配車アプリ)などが普及しており、初乗りは4 SGD前後〜です。日本よりも手軽に利用できますが、ピークタイムや深夜は割増料金が適用されます。
携帯電話・インターネット料金
SIMカードのみのプランであれば、月額20 SGD〜50 SGD程度で十分なデータ通信量が確保できます。自宅の光回線は月額40 SGD〜60 SGD程度が相場です。
食費や娯楽などの生活コスト
外食文化が根付いているシンガポールでは、どこで食べるかによって食費が大きく変わります。また、2024年より消費税(GST)が9%に引き上げられている点にも注意が必要です。
ホーカーセンターとレストランの価格差
- ホーカー(屋台街):1食 5 SGD〜10 SGD(約600円〜1,200円)程度。
- 一般的なレストラン:1食 30 SGD〜80 SGD(約3,500円〜9,000円)程度。
年中必須となるエアコンの電気代
熱帯気候のためエアコンの使用は避けられませんが、24時間稼働させた場合、1ヶ月の電気代は150 SGD〜250 SGD程度に達することがあります。
アルコールや娯楽にかかる税金
シンガポールは酒税が非常に高く、バーでのビール1杯が15 SGD〜25 SGDすることも珍しくありません。映画鑑賞などの娯楽費は15 SGD前後の予算が目安です。
まとめ:余裕を持った資金計画を
シンガポールでの生活費は、住居の選択次第で月額の支出が大きく変動します。2026年現在の相場では、単身者でも月額最低4,000 SGD(約45万円)以上の生活費を見込んでおくのが現実的です。移住前には、ビザ費用だけでなく数ヶ月分の生活予備費を確保し、余裕を持った計画を立てることが成功のポイントとなります。
